2025/04/23(水)
天気:雨、ひさしぶり
06:30 - 12:00
・起床
・朝食は摂らず
・シャワー浴びる
・仕事
・国会中継ながす
12:00 - 13:00
・昼食、うどん
・洗い物
13:00 - 20:00
・仕事
・国会中継ながす
・プロ野球中継ながす
20:00
・晩メシ、デリバリー。冷蔵庫に食べるものがなかった
・ウイスキーと乾きもの
トランプおやびん何やってもしっちゃかめっちゃか
もともとトランプに期待していたのはウクライナとガザの「停戦」の仲介だけだったのです。
たまにニュースで停戦状況を確認しては、「使えねーな、トランプ」と感じています。これだけ世界の経済をメチャクチャにしてるのですから、せめて戦争を止める努力を続けろ。手を引くな、死ぬ気でやれ!と言いたい。
正論で言えば、2022年4月20日の国境線に戻すべきなのですが、それでは何も前に進まないのはわかります。
ウクライナ憲法で「領土の割譲をしてはいけない」という条文があるのだから、クリミア半島を正式に割譲しろ、とか、そウクライナが受け入れられる訳がないのです。かなり苦しいのですがウクライナのメンツを立てて「貸したことにする」とか、言葉の選び方でやりようはあるでしょう。
なお、トランプはどちらかというと「ロシア寄り」という評価をされていますが、私はそうは思いません。日本もまた西側の国ですから、どちらかというと報道などが「ウクライナ寄り」過ぎるのではないかと考えます。
ロシア批判を書くのは簡単で、したがって、今回はあえて「逆張り」をしてウクライナ側について批判的に書きます。これは意図的なもので、両方に問題があるのだから、いくらでもロシア批判はできます。しかし、ニュースやインターネットを漁ればそんなものいくらでも出てきますし、テレビやニュースを見ていれば誰だって思うようなことを、わざわざ書く意味はないと考えています。
真面目に2004年のオレンジ革命以降、特に2014年の「ユーロ・マイダン(尊厳の革命)」以降の、ウクライナの立ち振る舞いは「非常に挑発的」であると表現したくなります。ガス紛争(他国向けガスの抜き取り)、クリミアへの水供給停止、ロシア語の排除、内戦地域を除外した状態で国民投票を行い憲法を改正(NATO加盟を明記)する、などです。
ウクライナは2014年から内戦(ドンバス紛争)状態にありました。その内戦のトリガーになったのが「ユーロ・マイダン(尊厳の革命)」と「国家語政策の原則法の廃止(公用語のウクライナ語化)」です。
ウクライナ東部は経済的・文化的にロシアに近く、ロシア語話者が多かったのです。ウクライナ語とロシア語の混合言語である「スルジク」が日常的には使われていると聞いてます。
当然なのですが、ロシア語話者=親露派、ではありません。ゼレンスキー自身がウクライナ東部出身でロシア語話者ですから。
結局守られなかった停戦案である「ミンスク合意」には
・お互いに攻撃をやめようね
・重火器は前線から話そうね
・外国人の傭兵(ワグネル等)には帰ってもらおうね
といった内容の他に
・ロシア語話者が多い地域をウクライナ国内で自治区として扱い、地方分権を実現する
というものがあります。したがって以下のリンクにある通り、親露派武装勢力は「公用語としてロシア語が使いたかっただけ」という見方もあります。そういう人はいたかもしれないでしょうけど、「さすがにそんな単純じゃねーだろ」とツッコミたくなりますけど。
ロシアはウクライナ侵攻に至るまでは、親露武装勢力が独立を宣言していた「ドネツク人民共和国」と「ルハンスク人民共和国」を国家承認はしていませんでした。
これらを国会承認したうえで、侵攻のタテマエは「ドネツク人民共和国」・「ルハンスク人民共和国」との条約で「主権と領土保全における支援」である、と、意外と手続を踏んでいるんです。ロシアはこの辺り抜かりない。まあ手続をきちんとしたところで侵略は侵略なんですけど。
結局、停戦はお互いに守らず攻撃をしあっていたし、合意の内容の「ロシア語話者が多い地域にある程度の自治権を与える」ことを履行しなかったのはウクライナです。
ゼレンスキーは「プーチンはミンスク合意(停戦)を守らなかった」と言いますが、鏡を見てください。あなたもです。ここでうまくやれば侵略なんかされなかったかもしれないのに。
念のため書くのですが、どんな理由があろうともロシアが先に手を出したわけであって、その点については一切擁護しません。殴っている側を止めることは当然のことです。ただ、殴られている側に、殴られるまでに至った立ち振る舞いをきちんと検証し、それは是正させていかなければならないと感じます。正義という言葉でどちらかを100%の割合で断罪するのがおかしいと言いたいだけです。
そして、トランプはトランプで…。軍事支援の見返りにレアアースの権益を寄越せ、というまるでヤクザのようなことを言っています。
そもそもアメリカからウクライナへの軍事支援は、ほぼ日本のODAと同じ方式(※)です。
具体的には、アメリカの兵器在庫を、アメリカ国内の企業に整備させて、ウクライナに送っています。また、弾薬やミサイルなどの消耗品はアメリカ軍の在庫をウクライナに送ったあと、アメリカ軍の在庫を回復させるため、アメリカ国内メーカーに発注を出してアメリカ軍が受け取る、いうやり方です。
ウクライナ侵攻後、軍事産業企業の株価も上がって潤っている部分があります。輸送に関してもアメリカが行っており、ウクライナ支援に計上していた予算のなかから、輸送費をとっています。
したがって、在庫の兵器を送ったからといって、ウクライナからアメリカに対して何の見返りもないというのは間違いです。支援の大半は、アメリカ国内でお金を回しているだけですから。
※ 日本からのODAは借款(貸付)か、アメリカの軍事支援と同様、日本政府が日本企業に発注し途上国の支援をさせることで、委託先企業の海外進出を支援している
こうして、日々、人が死んでいくのです。とりあえず早く戦争終われ。
とりあえず、アメリカとロシアの二国が火を点けたのですから、マッチポンプとはいえきちんと自分たちで火を消してください。
あと、早く小麦と原油の値段を下げて!
[PR]
コメント