2025/04/20(日)
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18:00
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ありがとう財務省
先日、コメが高いなら、安いカリフォルニア米を輸入したらいいんじゃない?ということを書きました。実際、もう民間レベルでは輸入されていますし。
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今はコメ不足で、国内で生産できるコメが少ないというこの状況は、数年後も続きそうです。アメリカとの交渉カードにもなります。トランプの任期はあと4年未満なので、その後にうまく調整できるでしょう、多分。。。
もし関税ナシで全面輸入解禁とかをしてしまったら、日本のコメ農業は破綻するのは間違いないのですが、現在はコメが不足して高いので一時的に安い米を流通させるのはいいのではないかと。
特に、カルフォルニア米の一部品種は、日系アメリカ人や日本人が、試行錯誤・品種改良を重ねて作ったもので、日本で採れたものと遜色ない品質だと聞いています。
そう考えていたのですが。
一般的なカリフォルニア米の「カルローズ」は、輸入業者が関税を支払って輸入しても日本国内で安く売ることができます。
現在はアメリカが大インフレの最中なうえ円安ですので、日系人が努力して作った品質のない「日本銘柄米」はカリフォルニア米の中でも価格が高く、関税なしで輸入しても輸送コストその他を考慮すると、逆に現在の国産米より高くなるみたいです。残念。
ところで、財務省の分科会からもっとハイレベルな案がありました。ありがとう財務省。
内容としては、政府が義務的に輸入するコメ(MA米)の主食用割合を増やしてそれを流通させればいい、とのことです。今なお円安ドル高ですので適正かつ妥当な価格であることが前提です。
このミニマムアクセス米というのは、政府が「海外から高く購入して、国内で安く販売する」という問題があり財政負担にもなっています。「海外から適正価格で購入して、国内で適正価格で販売する」ことで、財政負担を軽減し、かつ安いコメを流通させることができるという一石二鳥的な妙案です。コシヒカリを作ってるのは日本だけじゃないですから。
デメリットがあるとしたら、夏の参議院選挙で農家の反発を受けて「自民党に対する農家票が他に流れる」ということだけでしょう。あれ?これはメリットでは?
だからか、案の定、農林水産大臣と(おそらく農林水産省)は否定的でした。さてどうなるのでしょうか。
選挙の話は一旦置いておきますが、とりあえず急場は輸入でしのぐとしても、その間に農業の構造改革をしないとまずいですよね。関連記事でも触れていますが、日本の農業は、そもそも効率が悪すぎるのです。
どうでもいいですが、財務省案について、財務省分科会会長代理という肩書きで登場した増田寛也氏(日本郵政社長)、久々に彼の顔を見ました。岩手県知事時代の無能仕事っぷりをみるに政治家には向いてない、あくまで官僚なんでしょうね、この人は。
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「気」と「氣」
プロ野球が開幕してから、もちろん仕事の進捗にもよりますが、プロ野球中継をBGMに仕事をしています。ところで、先のトピックでも触れた昨年からのコメ不足による米の値上がりは「令和の米騒動」と言われていますね。
しかし、プロ野球ファン的にはもっと早く「令和の米騒動」が起きていました。
2023年、中日ドランゴンズの前監督である立浪和義さんが、一部の野手が試合前に消化の悪い丼飯をドカ食いすることに対する懸念から、試合前食から炊飯器に入った「白米」を抜き、選手から不満がでた、というのがはじまりです。
マスコミには面白おかしく書かれていましたが、実際は「丼飯」が禁止なだけであり、スタメン野手が食べ過ぎないように小分けにされたおにぎりは提供されているなど、きちんと配慮がなされていたようです。スタメンでない野手や投手は試合にでるタイミングが遅いので、ドカ食いしてもいいよ、と。
現役時代からの立浪和義氏のインタビューをみると、試合前にはバナナやうどんなど消化がよく、すぐエネルギーになるものを摂るべきだ、という彼の持論がみえてきます。ちなみに中日ドラゴンズに限らず、プロ野球選手は、試合中はベンチ裏に間食が用意されていますし、試合後にも食事が提供されています。スタメン野手は試合が終わったあとに好きなだけ食べて、ということですね。
こういうアスリート独特の食育というのは、本来は寮生活を通じて球団が指導していくものなのですが、球団の栄養士は何してるんだ…。
ところで立浪和義さんは「気」のことを「氣」と書くのですが、ファンがSNSで「米」を抜いて「气」と書いてネタにしていたのには笑いました。
私は御免なのですが、スピリチュアル的な方々も立浪和義さんと同じく「気」を「氣」と旧字体で表記するのですけど、これってなぜだろう?と思っていました。「気持ち」ではなく「氣持ち」とかですか?
怖いもの見たさでGoogle先生に聞いてみました。
とりあえず理解できたこととして、米は八方に広がるので縁起がいい、と。これはわかります。おー!いいじゃん、氣持ちいいのでどんどんやりなよ。
で、なぜ新字体がダメかという解説があり、「えぇ…」、と。
旧字体は「米」で新字体は「メ」なのですがこれは「〆」を意味するのでダメだそうです。
そして、戦後アメリカが日本を弱体化させるために「旧字体」の使用を禁じたとのことです。
えーっと、頭がクラクラしてきました…。
一つ一つ丁寧に反論していきましょう。
>新字体は「メ」なのですがこれは「〆」を意味するのでダメだそうです。
はじめに、「メ」は「〆」を意味しません。形が似ているだけです。
形は似てるのですが、「〆」は「締」の崩し字から発生した「記号」です。
対して、「メ」は漢字の部首です。特定の部首は、例えば「貝」はお金を示したり、「金」は金属を示したりと意味を持ちますが、「メ」には特別な意味はありません。
>戦後アメリカが日本を弱体化させるために「旧字体」の使用を禁じた
これは事実ではありません。
戦後GHQの政策で、民主化プログラムの一環で「漢字を廃止」というものがあったのは事実です。これは日本語の文書が難解過ぎるためでした。しかし、もともと日本は識字率が高いためこれは見送られ「漢字を簡単にする」「日本語を難解でなくす」ことになりました。
決してGHQに命令をされたわけではなりませんが、GHQに忖度した文部省が「当用漢字」を定めたり、難解な文語体をあらため口語体を主体にするなどの改革を実施するに至ります。
旧字体を使うのは時として「雅」であり、書道などではよく使われていますよね。また、「亜細亜大学」と書くより「亞細亞大學」と書くと、ただでさえ強い野球部が更に強そうに見えます。「横浜名物」だとなんかシャレた感じがしますが「橫濱名物」であれば開港以来の伝統を想像できます。
文化的な側面があり決して旧字体の利用(「気」を「氣」と書くこと)を否定するものではありませんが、こういうところにまでシレっと陰謀論が混ざってきていると、複雑な気分になります。
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ImageFX作成。
コメの買い取り価格が安いのに、スーパーでコメの小売値段をみて腑に落ちない気分になり、家の田んぼでウイスキーをラッパ飲みする兼業農家のOL。
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