2025/03/13(木)
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12:30 - 21:00
・仕事
・国会中継きく
21:00
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・晩メシ、コンビニ弁当
・雑に飲めるウイスキー
ITリテラシーならぬAIリテラシー
ちょっとこのニュースを見てゾッとしました。これって生成AIは「AIが思う正しいこと」ではなく「ユーザーの答えて欲しいこと」を答えるようになりませんか?怖くなったのでChatGPTのパーソナライズ機能を切ることにしました。メモリも全消去です。
また、もともとGoogleなどの検索は、仕事で調べものをする時は必ずシークレットモードで行うようにしています。
先日、「エコーチェンバー現象」や「フィルターバブル」についてぼんやりと考えていたことを書きました。
関連記事:
最近、陰謀論者とかにAIが汚染されていたりしませんかね。
私は、仕事でも使いますし、ブログ記事を書くにあたって、事実誤認がないかChatGPTを使ってチェックをすることがあります。ChatGPTの回答が必ずしも正しいとは限らないので、食い違っていると感じた部分について、AIと議論をするのですが。Open AI(ChatGPT)のバックエンドにあるLLMが変な学習をしているのか、変な回答をすることが増えてきました。
例えば、「国債は返す必要」がない、と言い切ってきてビックリしました。「国債というのは、半年に1度利払いして、満期時に償還する金融商品」ですからね。返ってこない国債を誰が買うんだ(笑)。
一昔前、というか今でもITリテラシーの低い人がいますが、今後はAIリテラシーも重要になるのかもしれません。
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手段と目的の逆転
高額療養費の凍結が決まり、予算の再修正はありつつも問題なく成立しそうなタイミングです。そろそろ「石破おろし」が始まるのではないかと思っていたところ、口火を切ったのがこの人です。西田昌司氏。ちなみに旧安倍派で、裏金の額は411万円だそうです。
そもそも私は自民党アンチ、というより8~10年に一度、政権交代が起きるべきだ、という考えなので「参議院選挙で与党である自民党が戦えない」の喜ばしいことだと思っています。
さて、西田昌司氏、この人も、中途半端なMMT(現代貨幣理論)論者です。経済政策の面では、自民党よりも「れいわ新選組」のほうが近いですね。自民党の「鉄の掟?」で党として決定したことには従う、というものがあり、目立ってはいませんけど。同じく中途半端なMMT(現代貨幣理論)論者では立憲民主党では原口一博氏がいますが、こういった積極財政論者にはぶっ飛んだ主張をする人が目立つと感じます。
ところで、こういった積極財政論者に共通するのですが、「手段」と「目的」が逆になっていませんか。「景気回復の手段」であったはずの「積極財政をすること自体が目的」になってしまっているように思います。
もともと1990年代からデフレになったと言われ、これが「失われた30年」と呼ばれる所以です。デフレ不況の時には「積極財政」というのは魅力的に映ります。実際に効果があるのかもしれません。特に、MMT(現代貨幣理論)は、理論的にはインフレさえきちんとコントロールすれば(できれば)財政赤字でも問題ないという考え方で、デフレ時の積極財政をうたっています。
ただ、積極財政とされる「リフレーション政策(アベノミクス)」を10年以上続けた結果、現在に至っています。その負の遺産とも言える金融緩和によって円安基調が作られ、さらに日米金利差の拡大が加わったことで、コストプッシュインフレが進行しています。
そう、今はインフレなんです。そんな状況下、インフレで苦しむ国民のために、さらにインフレを加速させるというのは、どういう考えなのでしょうか。私には理解できません。
少なくともコロナ禍において「積極財政」、十分やりましたよね。
企業に対しては、持続化給付金、家賃支援給付金、事業復活支援金、雇用調整補助金、ゼロゼロ融資、飲食店に対する休業補助金など。
個人に対してですと、ワクチンの調達や無料接種、人あたり10万円の特別定額給付金(約70%が貯蓄に回った)、500億円をかけた布マスク(その後の保管費は毎月7500万円)の配布、などもありました。
積極財政とは素晴らしいですね(笑)
私は本業は個人事業主で、副業では零細企業を経営しており、自分で会計をしています。
「貸方」「借方」という複式簿記の考え方を知ると、「政府の赤字(借方)」は「国民の黒字(貸方)」という理屈は理解できなくもありません。ただし、その黒字が均等に分配されるわけではなく、どの層に恩恵が届くかが重要なポイントになります。また、国家財政・経済政策においては、「貸方」が増えたところで実際にお金が動かなければ意味がありません。税金を減らしたところで、大半の方は貯金しませんか?だから貯金する余地がほぼないと考えられる、住民税非課税世帯に絞って、補助金を出し続けているのです。
この手の人たちは「国債は借換をすればいい」と言います。いや…既にしてるんですが…。それはおいておいて。
企業が運転資金として長期融資を受けた場合、利息の支払いのみをしつつ、満期時に借換を行うという経営テクニックがあります。これは企業が利益を出し続けるからできることで、更に、企業は基本的に追加の長期融資を前提とせず、債務を増やさない形で運用するのが一般的です。
一方、政府は毎年のように国債を発行し、借換えを続けながら新規の債務も増やしています。その結果、債務残高と利払い費は増加し続け、将来的に財政の持続性が問題になる可能性があります。企業の会計とは、そもそもの前提が違うのです。
MMT(現代貨幣理論)が間違っているかどうかは私にはわかりません。
しかし、インフレが起きている昨今、MMT(現代貨幣理論)の考え方に基づくと「増税」などで市中から資金を回収し、引き締めをすべきなんです。
しかし、そんなことには触れず、MMT(現代貨幣理論)の甘い、都合の良いところだけを切り取って、人を煽る人々と、それに踊らされる人たちに眉を顰めるばかりです。
まともな政党は「できるだけ増税せず(減税もせず)」、「物価をできるだけ上げず(下げず)」に「実質賃金を上げる」って非常に難しいこと訴えていますね。減税になるならなるで、今は一応、高所得者にカテゴライズされるわけで個人的には嬉しいんですけど。
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