先日の記事で、焼きリンゴをV.Oに漬けて果実酒を作る、という試みをしました。この試みの目的は「安くてまずい酒を、少しのコスト(手間)でそれ以上のものにできないか」というものです。
例えば1000円で買ったブランデーを3000円くらいの味にできたとしたら、かかった198円のコストおよび1時間の手間(最低賃金の全国平均は1055円)を差し引くと、747円の付加価値を創造できたことになりますよね。まあ消費するのも自分なんですけど。

まあ、もっともらしくあれこれ書きましたが、単にYouTubeで流れてきた動画で焼きリンゴで果実酒を作るにを見つけて、自分で試してみようと思ったのです。

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デフォルトのV.Oと飲み比べてみたので、その感想を書いていこうと思います。
具体的に3つの飲み方をしました。

・ストレート
・トワイスアップ 
・炭酸割 (1:1)

まず、ストレートで飲んだ感想から。
デフォルトのV.Oはアルコールの角があり、飲めたものではありません。だいたい、V.Oってお菓子作るときに使うお酒ですからね。少なくともそのまま飲む人ってほとんどいないと思います。もともと、飲むために買ったのではなくて、酔っ払ってバニラアイスを食べる時に、小さじ一杯のV.Oをかけるとアホみたいに美味しくなるので、そのために用意しておいたものなのです。
お酒飲める方は、騙されたと思ってスーパーカップのバニラにV.Oをかけてみてください。ぶっ飛びます。スーパーカップの他にも試しましたが、私が一番だと思ったのは「レディボーデン」です。ブランデーかけるならハーゲンダッツより美味しいと思いました。

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話を戻しまして、デフォルトのV.Oに対して焼きリンゴV.Oをストレートで試してみます。
まだ少しアルコールの角(かど)はあるものの、少しだけ円(まろ)やかになっています。口に含んでみるとリンゴの香りがついていて味も少し甘い。ただやっぱり角があってストレートではあまり飲みたくないです。


次に、トワイスアップ(1:1で常温の水割り)で飲んだ感想です。
デフォルトのV.Oは…。まあV.Oを水で割った味がします(笑)。まあそうだよね、という感じ。
対して焼きリンゴV.Oなんですけど、あれ？これちょっといいかも。リンゴの香りを感じてスッキリ飲める。アリだな、これ。少なくともV.Oだと言われなければ、別の酒だと思いますね。


最後に、強炭酸水で1:1で割って飲んだ感想です。
デフォルトのV.Oは、レモン汁とか入れたらまあまあ飲めるかもしれない。つまり、このままだとあんまり飲みたくない味がします。
対して焼きリンゴV.Oなんですけど。うーん。なんか安っぽいカクテルのような味がする。コンビニで、280 mlで200円くらいで売ってそうな。あんまり好みじゃないなぁ。

とりあえず甘みと香りで、トワイスアップなら結構グビグビといけちゃう感じがします。ただ、もう1回作ってみようかと思うと「？？？」という感じですか。
氷砂糖とかを入れて長時間熟成させたらまた変わってくるのかもしれないのですけど、そもそも糖質0だから蒸留酒を飲んでいるのに、氷砂糖を入れたら蒸留酒を飲む意味がないのです。

糖質入ってる酒を飲むのだったらビールを飲みますよ。ウイスキーも好きですが、本当は、私はビールが一番好きなんです。糖質を気にしてウイスキーをメインにしているだけで。

よく考えたら、それなりの値段のウイスキーは飲んだことあるのですけど、それなりの値段のブランデーって飲んだことがないことに気付きました。うーん、ブランデーで試すのがよくないのかな。

とりあえず、テイスティンググラスをいくつも並べて、しっかりと酒に向き合う晩酌はちょっと楽しかたかもしれません。なお、ビール以外のちょっと良いお酒を飲むときは、テイスティンググラスを使うのがオススメです。特に来客があった時など、オシャレ感を出しつつ「通」ぶれます。SNSで映えるかもしれません。

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そんな話をしたら、彼女が「飲んでみたい」と言っていたのでウイスキーの小瓶(200 ml)に詰めて渡してみました。さて、どんな感想が来るか。とりあえず口に合わなかったら捨てちゃって。と言ってあります。

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