自民党の総裁選が2024年9月20日に決まったの日程が8月20日に決まるそうです(訂正)。同月には、野党第一党である立憲民主党の代表選が行われますね。政権交代が起こるにしろ、起こらないにしろ、この2つの代表選で選ばれた人間のどちらかが、次の内閣総理大臣になることになります。
某ブログを書いていらっしゃる方が、いくつかのブログに対して
いや、別に興味を持たれたいと思って書いているのではありません。また、目新しいことを書こうとも思いません。彼が言及しているような記事を読んでしまうと、私自身、正直なところ「内容が薄っぺらい」とか「リテラシーが低い」とか、これ以外は書くのは控えますが、いろいろと感じてしまうので、できるだけ読まないようにしています。そして、私は、一応そういった記事のアンチテーゼとしてこういった記事は書いているつもりでいます。情報量がぜんぜん違うはずです。
長い間、自民党の幹事長であった二階氏が石破氏を嫌っているという話があります。この二人は、新生党・新進党とお互い、自民党離党時代に一緒にやっていたはずです。おそらくは、そこで何かあったのでしょう。2020年の自民党総裁選においてコロナ禍を理由に、わざわざ石破氏に不利な選挙形式にするなど、結構な悪意を感じます。
余談ですが、現・東京都知事の小池百合子氏も二階氏とともに新進党から最終的に自民党にいたるまで行動をし続け、小池百合子氏の離党後も、二階氏は一環して小池百合子氏の擁護者であり続けました。したがって、二階氏は意外にも情には厚い人ではあるのでしょう。つまり、こちらは何か絆のようなものが生まれたのですかね。
石破氏は、いったいどんな事をしたらこんなに嫌われるのでしょうか(笑)
話を元石破派の神山氏に戻しますが、親分である石破氏が二階氏に嫌われているという話があるうえに、親分である石破氏が総裁選において、現職の総裁である岸田氏の敵に回った人間ですからね。排除されたんでしょう。
仕事から逃避してこの記事を書きながら、そんなことを考えています。
選挙が近いと、日本が世界に誇る(と私が思う)ハードコアバンド、GAUZEの「最後のお願い」という唄を聞きたくなります。
某ブログを書いていらっしゃる方が、いくつかのブログに対して
と言うコメントをされていたのですけど、こういう記事は、"この手"に含まれるのでしょうかね。
“この手のネットニュース等に所見を述べる”的なブログには一切興味がない。で、大抵の場合その所見も目新しいようなことが書かれているわけでもないし。
いや、別に興味を持たれたいと思って書いているのではありません。また、目新しいことを書こうとも思いません。彼が言及しているような記事を読んでしまうと、私自身、正直なところ「内容が薄っぺらい」とか「リテラシーが低い」とか、これ以外は書くのは控えますが、いろいろと感じてしまうので、できるだけ読まないようにしています。そして、私は、一応そういった記事のアンチテーゼとしてこういった記事は書いているつもりでいます。情報量がぜんぜん違うはずです。
さて、日本の国会は一元代表制で、総理大臣は与党から選ばれます。
この国は一時期を除いてほとんど自民党が政権与党であった訳であり、全部ではありませんが、ほぼ「自民党総裁=総理大臣」と思って差し支えありません。
自民党というのは、それこそ保守(や一部の差別主義者)からリベラルまでが幅広く集まって構成されているので、派閥がモノをいう自民党総裁選をもって、当人たちいわく「疑似政権交代」を行っているわけですね。
自民党総裁選が行われたあと、総裁が変更になった場合、首班指名を受けた後「国民の信を問う」として議会を解散し、衆議院選挙が行われることが多いです。
逆に現職の総理大臣が、自民党総裁選の前に衆議院を解散・選挙を行い勝つことで「国民の信があるのだから俺で文句ないよな」とばかりに総裁選を行うこともあったようです。
昨年より、岸田文雄もそれを狙っていたようですが、主に安倍派による裏金問題で頓挫したのでしょう。岸田派でもまあ、裏金疑惑はありましたけど。多くは安倍派・二階派ですので、安倍派・二階派は意図こそしていないでしょうが、岸田文雄は足を引っ張られた形になります。その裏金議員たちが、「岸田おろし」を画策しているのは、一体誰のせいでこうなったのか?というのを理解していなさそうで、「どの口で言うのか」とツッコミたくなります。
・・・自民党内の権力闘争に選挙を利用しないで欲しいですね。
近年では2021年に岸田文雄が自民党総裁になった後、衆議院を解散し、第49回衆議院選挙が行われましたね。
次回、2024年9月の自民党総裁選には、現職の総裁である岸田文雄の他、石破茂氏などの出馬が取り沙汰されています。その後に、衆議院選挙が待っているのでしょう。地元でも、土日は地元選出の立憲の議員が車で回っていたりと、選挙が近づいていることを感じます。10月末くらいかな。ちなみに子分の市議会議員と一緒にいることが多く、歳の差から愛人連れているようにしか見えません。
自民党総裁選に出馬すると見込まれている、この石破茂氏、なかなか面白い人物なのです。特に興味深いのが、ほぼ全方位からの嫌われっぷりですかね。
知名度の割に、どういった方か知らない人が多いと思いますので、ちょっと石破氏の紹介してみたいと思います。
この人は二世議員ですね。
生まれは東京だったのですが、参議院議員であったお父上が、故郷の鳥取県知事になるに伴い、鳥取に転居します。
また、かなりのタカ派議員です。そのくせ、あんなネットリしたしゃべり方をします。あとは、確か鉄道オタクで、アイドルが好きだったりします。このネットリしたしゃべり方で一部のネット民から、昔オモチャにされていましたね。我が家(今は一人だけど)では元彼女と一緒に、「ネットリおしゃべりゲルおじさん」と呼んでいました。
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石破茂「わが政策、わが天命とは…(ネットリ」
若手時代はおとなしく?自民党の衆議院議員として活動をしていたのですが、1993年に(決して石破氏だけではありませんが)自民党内で造反を起こして宮澤内閣不信任案に賛成し、結果、自民党は野党に転落しました。
更に、野党に転落した自民党内で、党議拘束に反して政治改革四法に賛成した挙句、離党します。当時の(今もか)自民党は、かなり腐敗していたので、やりたいことはわかります。それでも、相手がいることですので自民党の党幹部から見たら、ブチ切れて除名にしてもおかしくない位のことやらかしてますね。
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石破茂「わが政策、わが天命とは…(ネットリ」
若手時代はおとなしく?自民党の衆議院議員として活動をしていたのですが、1993年に(決して石破氏だけではありませんが)自民党内で造反を起こして宮澤内閣不信任案に賛成し、結果、自民党は野党に転落しました。
更に、野党に転落した自民党内で、党議拘束に反して政治改革四法に賛成した挙句、離党します。当時の(今もか)自民党は、かなり腐敗していたので、やりたいことはわかります。それでも、相手がいることですので自民党の党幹部から見たら、ブチ切れて除名にしてもおかしくない位のことやらかしてますね。
その後、なんだかんだあって、政党を渡り歩いて、結局は自民党に出戻るわけなのですが、出戻ったあとの自民党でも、自身が閣僚であった2008年に「麻生おろし」に加担するなどします。
政党を渡り歩いたことについては、憲法の改正を一環して主張しているため、それを主張する政党を渡り歩いていたので、好意的な解釈をすれば、一本筋が通っていると言えなくもないです。
その他については、このようになかなかご立派な経歴をお持ちです。言うなれば「味方を後ろから刺すタイプ」ですね。自民党内での非主流派として政権批判をやたらしますし、「厄介な味方」というべきでしょうか。
石破氏は、昔こそ、安倍晋三のライバルだと言われ、事実、自民党総裁選に三度出馬しています。
一般的に総裁選にでた議員については一定のポストが用意されますし、現に閣僚だったのですが。2016年に閣僚を辞任したことをキッカケに干されはじめます。
完全に干されたのは、2018年の自民党総裁選以降でしょう。そして石破氏だけでなく、彼の派閥である「水月会(石破派)」の議員もまた干されることとなりました。なお、石破氏はもともと「脱派閥」を訴えていたのですが、「石破茂を総理大臣にしよう」と有志が集まってできた派閥が、石破派です。脱派閥のための派閥とか、これもうわかんねぇな。
話を石破氏に戻しましょう。
2018年に干された後、2020年の自民党総裁選に出馬します。そして、総裁選において菅義偉に敗れることになります。
この自民党総裁選は、コロナ禍の最中に行われたのですが、それを理由として「正式な党員投票を行わず、地方票の割合が少ない」ものでした。自民党総裁選は、国会議員の票と、地方票(一般党員の投票結果に基づき集計した票)から成り立つものです。
石破氏は地方の自民党員からの人気が高く、国会議員からの人気が低いため、自分の支持基盤からの票を減らされたことになります。自民党総裁選の選挙システムは自民党の幹事長(当時は二階俊博氏)が決めるのですが、そもそも石破氏が不利になるように選挙のシステムを決められてしまったわけですね。
嫌われてますねぇ。受難ですねぇ。いったいどんな事をしたらこんなに嫌われるのでしょうか(笑)
まあこの、2020年の自民党総裁選は、菅義偉の圧勝だったのですが、「菅義偉が2位の岸田文雄に票を分けて、わざわざ石破氏を最下位にして再起できないようにした」と言われています。もう徹底的な嫌われっぷりですね。いったいどんな事をしたらこんなに嫌われるのでしょうか(笑)
石破氏は無役で、石破派もさらに干されることとなります。
例外的に、2020年、新型コロナウイルスへの対応で、干されていた石破派の田村憲久氏が厚生労働大臣として入閣します。
なお、田村氏は「厚労族」で、以前からずっと厚労行政に関わっていた議員です。厚生労働大臣は2回目でしたね。
「コロナ禍という国難において、冷遇されていた派閥から抜擢され、厚生労働大臣になった」と、こう言葉にすると有能感が漂いますが、コロナ対応でのポンコツっぷりは皆さんのご記憶に新しいと思います。
2021年の自民党総裁選では小泉進次郎氏とともに、河野太郎氏を推し「小石河連合」などと呼ばれましたが、河野太郎氏は岸田文雄に惨敗します。
そして、河野太郎氏を推した小泉進次郎氏は入閣できず、石破氏は相変わらず無役のままです。石破派は派閥としての活動を休止し、グループとして存続することになりました。
これは基礎的な解説になりますが、「派閥」と「グループ」の何が違うかというと、掛け持ちができるか、できないか、です。自民党の派閥はすべて、会合を木曜日に実施します。つまり、全派閥、同じ日・同じ時間に会合をしているため、一つの派閥に参加すると、他の派閥の会合に出られないということです。対して、「グループ」の定例会は木曜日を除いた日であり、他の派閥や、他の(時間が重複していない)グループの会合にも参加できるし、していいということになります。
これは基礎的な解説になりますが、「派閥」と「グループ」の何が違うかというと、掛け持ちができるか、できないか、です。自民党の派閥はすべて、会合を木曜日に実施します。つまり、全派閥、同じ日・同じ時間に会合をしているため、一つの派閥に参加すると、他の派閥の会合に出られないということです。対して、「グループ」の定例会は木曜日を除いた日であり、他の派閥や、他の(時間が重複していない)グループの会合にも参加できるし、していいということになります。
石破グループとなった元石破派の議員も、更に干されることになります。前述の田村氏は、岸田派に寝返った結果、現在は自民党政調会長代理、というポストを得ていますが、それは例外ですね。
特に印象的な議員の事例なのですが、「埼玉7区」という選挙区があります。
この選挙区は、石破派であった神山佐市氏という議員が、他党のアシスト(野党候補が一本化されていないこと)もあって2012年から3期連続で、選挙区で勝ち続けていたのです。
神山佐市氏は🏺だった以外に、特に不祥事を起こしてません。他の🏺関連の議員は特にペナルティを受けていませんので、普通に考えれば2021年の衆議院選挙でもこの人が出馬するのが順当と言えるでしょう。
しかしながら、(もちろん他の要因はあるのですが割愛します)この神山氏は選挙区の候補者から外され、比例単独での立候補に回されます。こういったケースは、選挙区の区割り変更にともなって稀に発生します。まあ区割り変更なんてなかったんですけどね。とりあえず稀に発生した場合は、比例単独になった現職議員は比例名簿の順位を高くし、議員としての身分を失わないように配慮することが多いです。しかし、神山氏は、比例名簿での順位もかなり低いところにいました。結果、神山氏は見事に落選し、政界引退となりました。
長い間、自民党の幹事長であった二階氏が石破氏を嫌っているという話があります。この二人は、新生党・新進党とお互い、自民党離党時代に一緒にやっていたはずです。おそらくは、そこで何かあったのでしょう。2020年の自民党総裁選においてコロナ禍を理由に、わざわざ石破氏に不利な選挙形式にするなど、結構な悪意を感じます。
余談ですが、現・東京都知事の小池百合子氏も二階氏とともに新進党から最終的に自民党にいたるまで行動をし続け、小池百合子氏の離党後も、二階氏は一環して小池百合子氏の擁護者であり続けました。したがって、二階氏は意外にも情には厚い人ではあるのでしょう。つまり、こちらは何か絆のようなものが生まれたのですかね。
石破氏は、いったいどんな事をしたらこんなに嫌われるのでしょうか(笑)
話を元石破派の神山氏に戻しますが、親分である石破氏が二階氏に嫌われているという話があるうえに、親分である石破氏が総裁選において、現職の総裁である岸田氏の敵に回った人間ですからね。排除されたんでしょう。
・・・自民党内の権力闘争に選挙を利用しないで欲しいですね。
直近、自民党の主に安倍派による裏金問題が発覚した後、非主流派の石破氏はメディアでの露出が増え、また年齢もありおそらく今回がラストチャンスなのでしょう。
やっぱり出るんじゃないですかね、自民党総裁選。
しかし、この人、自民党の上からも、世間で言う右巻きの人からも、左巻きの人からも、ほぼ全方位から嫌われているので、順当にやったら当選はしないのではないでしょうか。
逆に、自民党内で嫌われているからこそ、火中の栗を拾う役割をさせられる可能性もあるので、なんとも言えませんけど。
まあ、誰が自民党総裁になろうとも、自民党が嫌なんです。
野田聖子氏だったらワンチャンありかな、とも思うこともあります。しかし自民党のなかでは一番マシと思えた"宏池会"の代表である岸田文雄が、今のような"宏池会とかけ離れた政策"をとっている訳であります。
私がいいな、と思う野田聖子氏が総理大臣になったとして、どうせしがらみは断ち切れずに、同じことの繰り返しになるのでしょう。
やっぱり権力というのは定期的に入れ替えないとダメだと感じます。
また、現在の野党において、政権を担った経験のある議員が減っている現在、それを増やさなければいけない。定期的な政権交代による腐敗のリセットができなくなってしまう。
仕事から逃避してこの記事を書きながら、そんなことを考えています。
選挙が近いと、日本が世界に誇る(と私が思う)ハードコアバンド、GAUZEの「最後のお願い」という唄を聞きたくなります。
選挙の時だけウジャウジャわき出るゴミ虫共がお前は誰じゃと 問いたくなる顔こっちに微笑む一部の人間巻き込み それ行け 祭りだワッショイ
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