日本共産党アレルギーの人多いですよね。でも、それってなんでですかね?

年配の方なら理解できるんですよ。だいぶ暴れていたそうですからね。疑問に思うのは、中年以下の年齢の人ですね。だいぶおとなしくなっていたので。日本共産党に親でも殺されたのでしょうか。であれば仕方ないのですけど。アレルギー反応のように、名前だけで批判しているようにしか思えないのです。


はじめに書いておきますけど、私は「共産趣味者」でありますが、日本共産党を支持している訳ではありません。

ただ、野党としての存在意義はあると考えています。国・都道府県・市町村問わず議会でも不正をきちんと追及するためです。


また、例えば生活保護の申請しに行って、役所から水際対策で門前払いをされたとしても、地域の共産党支部に駆け込めば立ち会ってあれこれ(書類申請などのアドバイス等を)してくれる、なんて事もあると聞きます。その後に赤旗の勧誘を受けるらしい、もついでに。私は幸い?にも生活保護を申請するようなことがありませんので、事実かどうかは知りません。別に共産党以外にも、同じような活動をしているNPO団体なんかもありますけど、生活保護受けるほど切羽詰まった人がパッとそこまで調べられますかね。下手したら貧困ビジネスの被害に遭うことにもなりますし。


あと、無投票を避けるために、多くの首長選挙で、負けるとわかっていても候補者出しますしね。

選挙をするのにも税金が使われますが、選挙を実施する税金っていうのは、民主主義を実現するのに必要なコストなのですから、「税金の無駄」という方は民主主義というのを理解できていないと考えます。


過去の「暴力革命」云々は、まあ今は放棄してるからいいじゃないですか。

ただ、「私たちは一度も暴力革命の方針をとったことはない!(キリッ」と歴史修正するのはよくないと思いますけど。その当たりの総括が甘いから組織として絶対に支持できないですけどね。

万年野党として、一定の議席持っていれば、きちんと仕事はするんだと思いますよ。


そういえば、以下の動画が解像度が高くて面白かったです。

「暴力を否定する暴力集団」「暴力反対!と叫びながら角材持って突撃」でクソ笑いました。




もう全然、共産党関係ない話になってしまいますが、正直、地方議員のレベルってすごく低いと思うんです。トンデモ発言もかなり多いですよね。

ただ、これは日本共産党に限った話ではありませんし、地方議員の議員報酬考えると仕方のないことでしょう。地方議員、特に市町村議員の報酬って政令指定都市やよほど住民の多い市町村でもない限りは、イメージ以上に安いですから。

令和元年のデータだと、全国の"市"議会議員報酬の平均値は額面で42.3万円だそうです。これ多分、ボーナス入れても額面で800万円足らずでしょうから、たぶん大きめの会社の役職者の方はこれ位もらってます。1期ごとに退職金がもらえる首長と違って、地方議員は3選しないと退職金もないですからね。


国会議員の「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)と異なり、地方議会議員の政務活動費というのは額も少なく、使途の公開もされています。

埼玉県上尾市議会に着目すると政務活動費は月額25,000円だそうです。年間に使える経費30万円ってちょっと安すぎません?

ちなみになぜ上尾かというと、10票差という僅差で議員が決まって揉めているのでパッと思いついたからであり、私は上尾市に縁もゆかりもありません。

話を戻すと、まあ会派を組んでチームで仕事をするので、人数×30万円であれば幅も広がりますが無所蔵だとそうもいきませんよね。真面目な無所属議員ほど自腹を切っていると聞きます。


そんな中、優秀な人は都道府県会議員から、国会議員へとステップアップしていきますからねぇ。市町村議会議員ってあんまり質がよくないのをどうにかするには、議員報酬を上げるか、経費精算の枠をどうにかするしかないのでは、と思います。

結局、よほど実家が金持ってるか、自営業で事業を従業員にほぼ丸投げできても成り立っている人か、片方でも十分な稼ぎがある共働きの夫婦のどちらかとか、不正をして利益を得ようとするような人じゃないと地方議員はしんどいんじゃないですかね。

優秀な人が安心して議員に立候補できるような環境整備が必要なのでは?

国会ばかりに目が行きますが、国政だけではなくて、自分の住んでいる自治体の地方議会にも目を向けるのが大事なのではないかなと思います。