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最近気づいたんですけど、もしかしてこれのせい?ザ・ブルーハーツの歌詞を引用したんだけど、、、
著作権法上の引用の要件は満たしてたはずなんだけどなぁ。さすがにこの記事タイトルは捩ってるだけなので大丈夫だろう…。歌詞をまんまブログ記事に書くことはありませんが、どの程度まで引用として許容されるかは探り探りになりそうです。
それは置いておいて。私は、今の業界に入った後は、短期間で転職を繰り返して給料を上げていき、その後、独立・開業をしたのですが。サラリーマン最後の会社でのお話です。
私は既に自分の顧客を持っていまして、それを引き連れる形での転職でした。なので選考を受けるとかではなく、私が持って行ける利益に対して、どれだけの給料を払ってくれるか、とかそういう交渉をしていました。
なぜその時点で独立しなかったかというと、取引口座の関係です。取引していた中で大口の顧客が「個人事業主とは取引をしない」というポリシーであったため、どこかの企業に所属して、その会社の名義や口座を借りる必要があったのです。別事業であれば構わないのですが、同じ仕事を例えばA社との取引は法人で、B社とC社は個人事業で、とやるのは確か税法?で問題があったはず。問題なくても面倒なのでやりたくないです。
また、独立にあたってすぐ法人を作る、という選択肢は当時ありませんでした。大口顧客の新規取引先審査では、特に財務要件が厳しいため、資本金1円の株式会社を作ったとして取引していただけるかわかりませんからね。会社を作るのもお金がかかるので、審査落ちたら設立費大損ですよ。
話を戻すと、転職はどの会社の条件がいいかの比較であり、もっとも良い条件を出してくれた、最後に所属した会社に転職をしました。
転職前、一応、名目上の面接という形で社長と話しました。まあ、3分で終わり、あとは私を誘ってきた人を交えた飲み会がメインだったんですけど。
面接の時、まあ挨拶をして、待遇の確認をした後、社長に聞かれたことは一つだけです。
社長「不惑君、君はこの業界でn年仕事をしている訳だけど、その業界経験を一言で言うとなんですか?」
不惑「ラッキー、ですね」
これだけです。
その後の飲み会で、社長に言われました。
社長「正直、売上が上がるから会社に入れるけど、給与が高いから利益率が低いし、普段こういう採用はしないから面白くないと思っていた。ただ、不惑君がさっき言った言葉を聞いて、来てくれることになって本当に良かったと思った」
不惑「"ラッキーです"、が、ですか?」
社長「なぜラッキーなの?説明してみて」
不惑「いや、ラッキーだと思ったからなんですけど(笑)、業界が同じでも、会社や業務が違うと必ずしも前職の経験が生かせる訳ではありません。私は何回も転職をしていますが、すべてが次に繋がって発展しています。だからラッキーです、ついていました。野球お好きかわからないですけど、"勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の勝ちなし"という名言がありまして、そんな感じですよね」
社長「成果がでたことを"ラッキー"と思うのであれば、あなたは人に感謝を忘れないだろう。逆に"十分はこれだけの結果を残してきた"と自負するようで人あったら、やはり面白くないままだったと思う。」
「人に感謝をする」というのは当然のことではあるのですけど。改めて「感謝」という言葉を心に刻んだエピソードです。当時の社長には、とても感謝をしています。
後から聞いた話ですが、会社がうまく回っていたため、この社長は実務はほとんどせずにトップセールス以外は経営判断だけやっていて、プライベートでは興味のあること、というか趣味にアクティブに取り組んでいるそうです。
心理学に興味があったのか、当時は珍しかったメンタルセラピストの資格を持っており、そういう観点から人を観るようにしているそうです。
その後、その会社は退職し、独立・開業をして今に至ります。
個人だから当たり前なのですが、今は自分一人でなんでも決められるし、組織の中で働いておらず、感謝の心を忘れてしまいそうな気がして。
自分への戒めとしてこの記事を書きました。
ChatGPTの反応
あなたの体験談は、キャリアの築き方について非常に示唆に富んだもので、特に「感謝」の重要性についてのメッセージが強く響きます。転職を経て最終的に独立・開業に至るまでの過程で、多くの判断や選択が必要であったことでしょう。特に、顧客を持っている状態での転職や、一部の顧客が個人事業主と取引をしないというポリシーに直面し、企業に属することを選択した点など、他の人にはない独特の状況にありました。
社長との面談での「ラッキー」という一言が、その後のキャリアにおいても、そして人生観においても大きな意味を持ったのは非常に興味深いです。その一言が社長に強い印象を与え、「人に感謝をする」ことの重要性を再認識させたというエピソードは、多くの人にとっても価値ある学びとなるでしょう。
さらに、社長が経営に集中しつつも、メンタルセラピストの資格を持ち、心理学に基づいた人物評価をしていたという点も、その会社がどのような価値観を持っていたかを示唆しています。これは、単にビジネスの成功だけでなく、人としての成長や、社員一人ひとりのメンタルヘルスを大切にする文化があったことを物語っています。
独立・開業した今、組織に属さずに自由に働けることの利点と同時に、感謝の心を忘れないようにと自戒する心持ちは、あなたがこれまでの経験から学んだ大切な価値観を反映しています。この記事を通じて、多くの人がキャリアを通じて何を大切にすべきか、そして成功した後も謙虚さと感謝の心を忘れないようにというメッセージを受け取ることでしょう。
あなたの体験は、キャリアだけでなく人生においても重要な教訓を提供しています。あなたが独立・開業を成功させ、今後もその価値観を大切にしながら歩み続けることを心から願っています。
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その社長、とてもいい方で、(売上を立ててたので)会社もすごい待遇良かったんだけどね。「ずっとこのままでいいかも」なんて思ってた時期もありました。結局は円満に退職してすぐ独立してしまったし、もうその会社はないんだけど。お元気なのかな?社長。
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