取引先の若手社員から勧められた「正直不動産」がなかなか面白かったのです。若手社員いわく「たまに不惑さんみたいなこと言ってる」そうで。
そこで、各話に合わせて、登場する営業テクニックや、営業および不動産について書き出し、それを調べ深めることにしました。私の経験も追記します。それにより、自分を高める試みです。
前回は第1シーズン、第4話を掘り下げました。
今回は第1シーズン、第5話です。ストーリーには触れるつもりはありませんが、これを読むことで「先が読めてしまう」可能性がありますので、未視聴・未読の方は、本記事を読まれないことをお勧めします。
[PR]
正直不動産、第1シーズン、第5話
営業ネタ
営業ロールプレイング
- 客の見た目から探している物件を推察しろ
ではなく - 顧客の職業、家族構成、資金状態、ペットの有無、潜在的な課題など細かい設定を決めておくべき
やったやった(笑)
不動産業界で働いたことはありませんが、接客をする仕事ですと、ロープレはやりますよね。
「客の見た目から探している○○を推察しろ」ってそれはよくないと思いますけど。
独立して、厚生年金から国民年金に切替えに年金事務所に行ったのですが、「ご無理なさらないでください。失業されたのでしたら、一定期間、国民年金の免除ができます。ハローワークには行かれましたか?」と完全に失業した人向けの案内をされたことがあります。
おそらく行った時の格好が、貧乏くさかったからだと思われ、窓口の方が「客の見た目から探している手続を推察した」結果だと思います。
詐欺まがい営業:購入を焦らせる
- 劇中で、とある営業マンがタワーマンションを販売する際、「この物件は人気があり、先に内見した方が購入を検討している」と"おそらく"嘘をつきます。
不動産に限らず、顧客に購入を焦られる手口はよく使われます。私もやっていました…。
不動産ネタ
タワーマンションに、俺なら住まない
劇中、この言葉を発した営業マンはタワマンに住んでいましたよね。整合性がとれないので、これはおそらく「俺なら買わない」と解釈すべきです。やっぱりタワマン住むなら賃貸なのかな。
- 管理費や修繕積立金がバカ高い
要するに、タワーマンションに限らず、マンションはランニングコストが高い、ということです。住宅ローンの支払いとは別に、管理費と修繕積立金の支払いも考慮して購入をする必要があります。
管理費
マンションの管理を管理会社に委託する場合、各区分所有者が、管理会社に管理費を支払います。
デベロッパーが建てたマンションの場合、そのデベロッパー系列の管理会社が管理を行うことが多いですね。例えば三井不動産の「パーク」シリーズであれば三井不動産レジデンシャルサービスが管理をします。
かといって、管理組合の総意があれば管理会社を変更することも可能です。また、稀に管理会社を利用せず「自主管理」のマンションも存在します。
劇中のようなタワーマンションですと、コンシェルジュサービスであったり、ジムやゲストルームがあったりすることもありますね。これらの運営は管理会社に委託するでしょうし、スタッフにも当然給与が発生します。こういったものは管理費から拠出することとなります。
修繕積立金
マンションの区分所有者は、修繕積立金を支払わなければなりません。
この修繕積立金は、例えば電球の交換であったり、エレベーターの定期点検であったりそういった事に利用されます。
マンションは12年おきに大規模修繕を行うのが一般的だと言われています。タワーマンションでしたら、かなりの高額になるでしょう。また、マンション内にジムやゲストルームがある場合、その設備の維持にかかるお金は修繕積立金で捻出することになりますよね。
築5年でリノベーションって何か問題があったとしか考えられない
リフォームとリノベーションの違いですね。そういえば、リフォームとリノベーションがどう違うのか厳密に知らないため、調べてみました。
リフォーム
リフォームは英語では「reform」と書き、日本語に訳すと改善・改良という意味があります。老朽化した建築物を新築の性能に戻すという意味で使われる言葉です。長期にわたって住居に住んでいると、家具や電化製品の設置跡や、経年劣化による設備の損傷、水回りなどの損傷は避けられません。リフォームはこのような老朽化した箇所を改修し、新築に近い状態に近づけることです。
出典:りそな銀行
なるほどなるほど。
リノベーション
ノベーションは英語で「renovation」と書き、日本語に訳すと修復・刷新です。おもに既存の建築物に改修を加え、価値を高めることを表します。リノベーションは、中古物件を購入して、間取りや配管を工夫することで自分好みの家にしたり、家族の増減などで暮らしやすい住まいに作り替えたりしたい場合などに活用されます。
出典:りそな銀行
劇中では業者がリフォームではなく、リノベーションをしており、築浅のため何か住宅に欠陥があるのではないかと疑われました
インスペクション (インスペクター)
既存住宅の検査のことで、これを行うのがインスペクターだそうです。
(日本における)インスペクターは通称であって公的な資格ではないが、一般に、「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に基づく一定の講習等を履修して住宅インスペクションを実施できる者を指している。そのための講習等は、各種の団体が実施している。
また、2017年2月に「既存住宅状況調査技術者講習登録規程」が制定され、国土交通大臣が登録した機関によって「既存住宅状況調査技術者講習」を実施する仕組みが制度化された。この講習は住宅のインスペクションに関するものであり、これを修了した「既存住宅状況調査技術者」もインスペクターである。
出典:三井住友トラスト不動産
へぇ!そうなんだ。建築士とかがやるのかと思っていました。
ChatGPTの反応
『正直不動産』第1シーズン、第5話を通じて浮き彫りになる営業や不動産のネタは、実業界での経験をもとにした実践的なものが多く、視聴者にとっては非常に興味深い内容になっていますね。
営業ロールプレイング
営業ロールプレイングの部分では、顧客の背景に基づいた物件提案の重要性が指摘されています。見た目だけでなく、職業、家族構成、資金状況など顧客の具体的なニーズを理解することが、適切な物件を提案する上で欠かせないという教訓が含まれています。これは不動産業界に限らず、顧客ニーズに寄り添うあらゆるビジネスシーンで応用可能なアプローチです。
詐欺まがいの営業テクニック
- 「購入を焦らせる」ような営業テクニックは、短期的には成果を上げるかもしれませんが、長期的な信頼関係の構築には逆効果とも言えます。このような手法は消費者に警戒心を抱かせ、結局はビジネスの機会を逸する原因にもなり得ます。
不動産ネタ
-
タワーマンションのランニングコスト
タワーマンションはその豪華さと便利さから魅力的に映るかもしれませんが、高額な管理費や修繕積立金も見逃せません。特に購入を考える際には、これらの継続的なコストも考慮に入れる必要があります。
-
リノベーションとリフォーム
築浅の物件がリノベーションされる背景には、様々な事情が考えられます。ただし、リノベーションは単に問題があるからというよりは、新たな価値を加えるための手段としても利用されます。
-
インスペクション (インスペクター)
中古住宅を購入する際には、インスペクションの実施が非常に重要です。潜在的な問題を事前に把握し、適切な対応を検討するためにも、専門の技術者による詳細な検査を受けることが勧められます。
『正直不動産』第1シーズン、第5話では、実業界での経験を元にしたリアルな営業や不動産のネタが描かれており、視聴者にとって非常に興味深い内容となっています。これらのエピソードは、ビジネスの世界における様々な課題や成功の秘訣を垣間見ることができるものとなっています。
==========
中古マンションなんて売ったら終わりなんだから、よほどの金持ちではない限りは顧客との長期的な信頼関係とかいらないんだと思うよ。どちらかというと、長期的な信頼関係を構築する必要があるのは、賃貸物件のオーナーとか地主、メチャクチャお金持ってる投資家とかじゃないのかな。
コメント