はじめに
私は在宅ワーカーなので日常生活は、自宅と近所のローソンでほぼ完結してしまいます。買い物もだいたいネットスーパーを利用するので、家から出ない日や、起きてから寝るまで誰とも話さない日もあります。
そんな中、非日常として青森市(&弘前市)に旅行に行ってきました。過去12ヶ月で青森県は3回目、青森市は昨年11月ぶりの訪問です。
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青森県立美術館
朝風呂&朝食
昨日、酔っ払って帰って寝てしまいましたが、相変わらずの6:00起床。さっそく温泉に入ってきます。汗を流し、アルコールを抜いてすっきりしたところで、宿の朝食です。ビュッフェのメニュー自体はほとんど昨日と変わっていなかったので、3泊は飽きるかもしれません。金平牛蒡がなんかメチャクチャ口にあって、ご飯をガバガバ食べてしまいました。
美術館への道のり
前回は、バスや電車の時間が合わず、タクシーで行きました。公共交通機関で向かうのは初めてです。青森市営バスで、青森駅から三内丸山遺跡行きに乗ると着くそうです。が、宿の方に聞いたところ、わざわざ青森駅まで戻らなくても、近くにバス停があるそうです。
チェックアウトし、宿近くのバス亭から向かうことにしました。バスを待つ間、軽くフラフラして、そのあたりの写真を撮ったりしました。今はシャッター商店街になっていそうですが、趣のある商店街が見えます。
前回、鮭とばを買った店は臨時休業だそうです。残念です。ここのお店の鮭とばがめちゃくちゃ美味しいのと、ここのお婆ちゃん、絶妙に話がかみ合わなくて面白いんです。
また、のっけ丼で有名な青森魚菜センターで、酒のツマミの乾きものを買うのを忘れていました。ぬぬぬ、宿題が増えたぞ…。
青森県立美術館
リベンジ(再挑戦)の意味
ほぼ満員のバスに揺られ、20分ほどでしょうか、青森県立美術館に着きました。
人があまりいなくて嬉しいです。前回訪問時、「ジブリ展」をやっていた関係で「青森市民は全員ここに来ているのではないか」というレベルで混雑していました。「ジブリ展」を観る、観ないに関わらず、1時間以上並んで、やっと入場することができたのです。
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このあたりに行列ができていました。
普通に待ち時間なく入れました。
今回の青森旅行で最大の目的は、青森県立美術館に対するリベンジと、少しの宿題をやることと言ってよいでしょう。
あおもり犬
青森県立美術館には「あおもり犬(あおもりけん)」という奈良美智さんが作ったオブジェがあります。
彼女いわく、中学校美術の教科書で、表紙になっていたそうです。
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この「あおもり犬」は青森県立美術館に行きさえすれば、チケットを買わずとも間近で触れ合うことができます。ただし、冬期は雪対策として通路が閉鎖されていて、前回訪問時は11月だったので触れることができませんでした。前回の旅行の宿題の一つです。
今回は、通路が閉鎖されていないことを確認しての訪問です。まずは、この宿題を終わらせるため「あおもり犬」のもとに向かいます。
デカ!そして、どこか物悲しい表情をしているような気がします。あおもり犬と一緒に写真を撮ったり、あれこれして楽しみました。
常設展示(奈良美智)
チケットを購入して、常設展示を見ていきます。
最近、偶然にも祖父が戦争に行っていたことを知ったり(祖父は生前一切語らなかった)、ちょうど旅行の初日に発表された石破茂の「戦後80年見解」などでいろいろと思うところがありました。ありがとう石破茂。
作品名、回天。俗に言う人間魚雷で、特攻兵器ですね。
ゼロ戦のゆめ。これも特攻がテーマなのかな。
戦争を煽るような言説をする人たちにはうんざりです。
さて、内部からガラス越しにあおもり犬を観ると、あおもり犬と触れ合う人たちも含めての作品なのかな、と思いました。
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常設展示(その他)
棟方志功がメインの常設展を見ていきます。
なんだこのドヤ顔は(笑)。味があっていいのですが、ちょっと眠くなります。
隙あらば土器
弘前れんが倉庫美術館と同様、隙あらば土器が展示されています。
昼食
充実した常設展を観終わったあと、美術館内のカフェで昼食をとりました。朝いっぱい食べましたので軽めにしました。ホットドッグ、サラダ、スープ、ゆで卵のセットで、こちらの方が朝食っぽいですね。
Miss Forest / 森の子
もう一つ、前回は知らなかったので見られなかった奈良美智さんのオブジェで「Miss Forest / 森の子」を観に行きます。こちらも、チケットを買わずに観ることができます。
彼女と一緒に自撮りをしようと試みたのですが、これ中々高さがあって、難しく困っていました。後からきた華僑と思しきお子さん連れが写真を撮ってくれました。ありがとう!
特別展『佐野ぬい まだ見ぬ「青」を求めて』
再び美術館の中に戻り、特別展で青森県弘前市出身の、佐野ぬいの作品を観ました。アートには疎いのですが、彼女いわくかなり有名な人なんだそうです。
彼女が「すごい、すごい」と言っていたのですが、正直よくわからなかったです。
ただ気に入った絵が一枚ありました。生まれ育った弘前の街を描いた絵です。綺麗だったろうなぁ。
そんなこんなで、前回かなりストレスが溜まった青森県立美術館を、目一杯楽しむことができたのでした。
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