はじめに
私は在宅ワーカーなので日常生活は、自宅と近所のローソンでほぼ完結してしまいます。買い物もだいたいネットスーパーを利用するので、家から出ない日や、起きてから寝るまで誰とも話さない日もあります。
そんな中、非日常として青森市(&弘前市)に旅行に行ってきました。過去12ヶ月で青森県は3回目、青森市は昨年11月ぶりの訪問です。
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前回は、温泉に入ったり朝食ビュッフェで腹パンになったところまで。
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弘前れんが倉庫美術館
美術館への道のり
宿から青森駅まで歩きます。先日衝動買いしてしまった、GO Proを持っていったので、動画を撮ったりして遊んでいました。
そして、青森駅から奥羽本線の特急つがる42号で弘前駅へ向かいます。
「つがにゃん」と「あきお」が出迎えてくれます。
そして弘前駅から、バスで蓬莱橋へ。蓬莱橋から歩いて美術館に向かいます。川にデカい鯉がいました。
カモもいました。地元の河川と違って、水がとても綺麗に見えます。
途中みつけた趣のある建物。これは教会(弘前昇天教会)のようです。
そんなこんなで美術館にたどり着きます。
AOMORI GOKAN
青森県にある5つの美術館、具体的な名前を出すと「青森県立美術館」・「青森公立大学 国際芸術センター青森」・「十和田市現代美術館」・「八戸市美術館」・「弘前れんが倉庫美術館」の5館が協力して合わせて「AOMORI GOKAN」と名乗っています。
このAOMORI GOKAN、先日の八戸旅行で5つあるうちの3つ回ったことになります。「どうせなら全部行こうよ!」ということで、今回の旅行における、主目的の一つが「弘前れんが倉庫美術館」でした。
弘前れんが倉庫美術館
建物や付近について
「弘前れんが倉庫美術館」はその名の通り、明治初期に当初酒造工場として建てられ、工場や倉庫として使われていた建物を大改修して作られたそうです。
ところで、付近にライオンズマンション(大京穴吹不動産が提供するマンションブランド/レンガ造り風の外壁が特徴)があったのですが、弘前れんが倉庫美術館と妙にマッチしていて笑ってしまいました。
この付近の家を見ると、なかなか趣のある門構えの名残があります。後で調べたところ、江戸時代は弘前藩の下級武士の屋敷が集まっていたところだったそうです。そんな中、ライオンズマンションはさぞや景観を壊していたのでしょう。しかしれんが倉庫美術館とだけ見ると、なんともマッチしていて面白いです。
隙あらば土器・土偶
まだ青森は3回目なのでちょっと的外れかもしれませんが、青森県の美術館では隙あらば土器や土偶が展示されている気がします。弘前れんが倉庫でも唐突に土器・土偶の展示がありました。
土器・土偶が大好きな私たちではありますが、「えっなんでここで土器?」と思ってしまうことがあります。
れんが倉庫美術館で出会った、かわいい土偶の一人。
大好きな奈良美智さんの作品に触れる
少し前後しますが、美術館の入口に奈良美智さん独特の犬のオブジェ「A to Z Memorial Dog」があり、チケットを購入しなくても観ることができます。他のものは物悲しそう感じがするのですが、このオブジェからは物悲しさは感じません。この辺りはそのうち考察しようかな。
内部の展示ですが、奈良美智が高校時代に通ったというロック喫茶、「JAIL HOUSE 33 1/3」の復元がありました。高校生のころからウイスキーのボトルを入れていたとか(笑)。
この絵は昔ジャケ買いをした「bloodthirsty butchers」のジャケットになっていたはず。私とブッチャーズを繋げてくれた1枚です。やっと、生で観ることができました。
情報量が多い看板
やはり前後するのですが、チケット売り場から美術館内に向かう無料エリアにやたら情報量の多い看板がありました。
よーく観ると、れんが倉庫美術館の入口にある、犬がいますね。
大好きなニッカウヰスキー。ホワイトニッカは青森で蒸留されていたようです。今はホワイトニッカは終売になっていて、ブラックニッカだけが残っています。まあ、最近ブラックニッカがウイスキーもどきだと発覚したのはちょっとショックでした。ウイスキーもどきであんなにうまいのは、すごいと思いますけど。
この作品はナウィン・ラワンチャイクンというインド系タイ人アーティストの作品で、この絵を書いたのはインドの屋外映画広告の看板師たちだそうです。
他の展示もあわせ、青森5館のうち、私たちにとっての4館目を堪能したのでした。
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