先週の自民党総裁選において高市早苗という、色々な意味で最低の自民党総裁が生まれてしまいました。
日本初の女性総理大臣が生まれるであろうこと自体は歓迎すべきことなのですが、日本初の女性総理大臣が「あんな人」で良いのでしょうか…と複雑な気分になります。
自民党からであれば、野田聖子さんやせめて上川陽子さんのような人だったら、と思うのですけど。


自民党総裁選で新総裁が選ばれたあと、早々に公明党との連立政権維持の合意をするのが通例なのですが、今回、公明党は(もちろんブラフでしょうが)連立離脱も辞さないという、強い姿勢で臨んでいるようです。と下書きに書いていたのですが、どうやらブラフではなかったようです。

ありがとう公明党。


自民党のストッパーとなる中道政党、として一応は機能をしてきたことは一定の評価はできますが、同時に連立政権を組んでいた公明党は、「失われた30年」とも言われる日本経済の停滞を生んだ原因の一つでもあります。また、支持母体の創価学会には旧統一教会と同じく宗教二世・三世の問題や、高額献金の被害があったことも事実です。そういった点では決して筋が良い政党とは言い難いです。

近年は支持者層の高齢化から党勢の衰えが著しく、10年から20年後には、現在の社会民主党のように消滅の危機に立っているのではないかと思います。流星が消滅するときがもっとも輝くと言われていますが、今の公明党がそうなのかもしれません。

個人的には、野党として自民党と対峙をして欲しいところです。
公明党が外れることで場合、自民・維新・国民と連立を組まなければ衆参で過半数をとれませんし、それは敷居が高いでしょう。政策毎に与野党が合意するような熟議の国会は今後も続きそうです。

また、衆議院の選挙区においては、公明党の選挙協力がなくなるだけで、地域にもよりますが自民党候補の票が1万~2万票減ります。特に都市部は壊滅的ではないでしょうか。もちろん野党各党がきちんと候補者調整をする前提であれば、衆議院が解散されたら自民党政権は簡単に崩壊しますよ。

とりあえず繰り返しになりますが、「ありがとう公明党」。


公明党はおもしろい
水谷修
第三文明社
2023-08-24



日記・雑談ランキング
日記・雑談ランキング

にほんブログ村 その他日記ブログ 40代男性日記へ
にほんブログ村