はじめに

10月に入り外気温は下がってきましたが、まだまだ日中はの気温は28℃前後、湿度も高く蒸し暑いです。気密性の高いマンション住まいでは室温は30℃を超えており、特に仕事中はエアコンを止めると暑さとイライラで仕事になりません。
そういった日々が続く中、先月末に会社の決算申告を終えることができましたので、久しぶりに休みをとって散策をしてきました。
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散策と博物館

上野公園~谷中~千駄木を往復

前々から「谷中銀座に行こう」という話をしていました。谷中銀座の最寄り駅は、JRだと日暮里駅なのですが、上野駅で待ち合わせをして谷中銀座までは歩く事にしました。生憎の曇天です。
公園口から上野公園を抜けます。噴水広場では、サルサストリートというイベントがやっていました。
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エスニック衣装の店を覗いてみたりします。
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大昔、旅行でグァム島に行ったときに1ポンドステーキ食べたなぁ。ちなみになかなか円高の頃でありました。
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前回来たときには、藝大祭をやっており、「人大杉」な状態でしたが、今回はそうでもありませんでした。良かった…。
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東京国立博物館、藝大がある通りをまっすぐに進んでいきます。
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途中、雨に降られたため、コンビニで傘を調達するため日暮里駅へ行きました。日暮里駅近くのファミマで傘を調達したあと、日暮里前のドトールコーヒーに避難します。あと日暮里駅周辺はタバコが吸えるところが極端に少ないのもあり、喫煙ルームがあると判っている店はありがたいです。
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ここで昼食にします。私はアイスコーヒーとジャーマンドック・レタスドッグにしました。ドトールコーヒー久しぶりに来た気がします。ドトールコーヒーのジャーマンドックってその他の店と違い、パンがしっかりしていて、独特なんですよね。
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昼食を食べ終わり、喫煙ルームで一服して席に戻るときのことです。見知らぬ男性に突然、「大好きです」と言われました(困惑)。
見知らぬ男性に急にコクられ思わず「えっ」と声に出してしまいます。もしかしたら「大好きです」ではなく「ダイスケです」の聞き間違いで、この人芸人とかYouTuberか何か?だったらなんで私にいきなり声をかけるでしょうか…?などと、まじめに思考が混乱しました。
その男性は「いや、コレ」と私の着ているバンドTシャツを指さしました。ああ、このバンドが大好きなんですね。ようやく理解して「私も大好きです!」とお答えしました。服屋の店員さんなどに、声を掛けられることはあるのですが、場所がドトールコーヒーだったので。ああ、ビックリした。

昼食のあとは、改めて谷中銀座へ向かい、到着しました。
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ここは確か床屋さんだった気がするんだけど覚えていません。あと、谷中銀座で親戚が靴屋をやっていたはずなのですが、現存する靴屋と同じなのでしょうか…。店の内装が変わりすぎていてわかりません。
いわゆる谷根千と呼ばれるエリアに父の実家があり、昔はよく来たのです。今はもうマンションになってしまっている、父の実家跡にも行ってきました。
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一通り谷中・千駄木を歩いて、また上野公園に戻ることにします。途中、ギャラリーを見つけたので入ってみることにしました。SCAI THE BATHHOUSEというギャラリーで、建物はもともと銭湯だったようです。色々と名残があります。ここは彼女が学生時代に来たことがある、ということでした。鈴木友昌さんという彫刻家の個展をやっていました。ロリータファッションの少女の彫刻で、少女が「ジャスコ」の袋を持っていたやつがポイント高かったです。
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そんなこんなで、上野(台東区)→西日暮里(荒川区)→旧谷中初音町(台東区)→旧駒込坂下町(文京区)と、終戦初期から作られていった町並みを堪能しました。ついでに伯父の墓に線香でも上げて行こうかと思ったのですが、あいにく雨が降っていたので断念しました。あと、谷中初音町なんていう風情のある町名を消滅させてしまったのは寂しい気がします。

あと思ったのです。この辺りは道幅が狭いことと、そこそこ古い住宅が密集していることです。南海トラフ地震などで、例えば南海トラフ地震とかで一つの住宅が火元になったら、道が狭く消防車が入りにくいし、密集をしているので延焼もしやすくなります。
この戦後初期から存在したであろう町並みは、災害によって将来は見られなくなってしまうのであろう、と悲観的な予測をしてしまい、非常に複雑な思いがします。

東京国立博物館(黒田記念館)

トーハクに戻ってきて、前回、断念した黒田記念館に向かいます。歴史のある建物でした。昭和3年に建てられたのだとか。
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特別室は年3回、それぞれ2週間ほど展示があるようですが、常設の展示のみでした。1時間かからず見終わりますね。
なお、入館料は無料です。行政のサービスって最高!

東京国立博物館(東洋館)

お互いに年間パス(3,000円)を持っていますし、「常設も見ていこう」と久しぶりに東洋館へ行きます。東京国立博物館の常設展は、まず1日で見て回れるボリュームではありません。真面目にすべて観るなら3日はかかりますし、展示替えも定期的に行われます。常設展が1回1000円ですが、年間パスを3,000円で買えるというのは、行政のサービスって最高!と叫びたくなります。もうちょっと値上げしてくれてもいいんだよ…。
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さて、大谷探検隊が持ち帰った、有名な舎利容器です。前回は仕舞われていたので、今回初めて見ました。
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こちらも大谷探検隊が西域から持ち帰ったもの。なんかかわいいやつ。
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推しの「セクメト女神像」、めちゃくちゃセクシーです。変態チックに色々な角度から写真を撮ってしまいました。
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「目の偶像」。これの集合体がミャクミャクになったのではなかろうか…。
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現在、東洋館では日韓国交正常化60年を記念した「テクテクコリア」という展示をやっているみたいです。
とりあえずこの猫が可愛いかったのでパシャッとね。
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だいぶ歩いたのと、東洋館もまたボリュームがすごいので、あっさりと半分だけ見て帰ることにしました。「テクテクコリア」は半分も観てませんが、12月21日までやっているそうですので、また今度にしよう、と話していました。

最後には結局お酒を飲む

結構、歩いたので疲れましたね。今、見返してみたら20,000歩歩いていたみたいです。普段、自宅に引きこもって仕事をしている在宅ワーカーにしてはなかなかの歩数でした。

電車を乗り継いで、お互いに帰り易い駅に向かいます。
彼女が昔よく通っていたという焼きとん屋さんへ。まずはビールで乾杯!
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焼きとんをツマミに、ビールからハイボールを痛飲しました。
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お酒を飲みながら色々と話しました。話題は多岐にわたります。
来週末に行く旅行の準備の話をしました。
自民党総裁選で高市早苗が勝ってしまったため(私は彼女を評価していません)、この円安は当面続くだろうという話なんかもしました。あとはまあ、お互いの実家・家族や仕事の話をしたりもしました。

こうして、久しぶりの休日を楽しく過ごすことができたのでした。
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谷根千文学傑作選 (中公文庫 も 31-4)
森 まゆみ
中央公論新社
2024-10-21





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