はじめに
私は在宅ワーカーなので日常生活は、自宅と近所のローソンでほぼ完結してしまうのですけど…。珍しい「非日常」として伊香保に行ってきました。
関東の片田舎住まいですので、日帰りでも行けなくはないのですが、まずギチギチのスケジュールを組むのが嫌なので、温泉宿に泊まることにしました。
前回の記事はこちら:
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大衆旅館ふくぜん
泊まる人を選ぶ、当たり外れが強い宿
石段街から歩いて、今回泊まる「ふくぜん」に向かいます。建物は、昭和レトロと言えば聞こえがいいのですが、築60年くらいのボロ宿です。最安のプランであれば1泊2食付きで一人10000円と少しなど、値段も安いのですから、多くを求めてはいけません。
なお、WEBサイトには「綺麗な部分」しか写っていないので、そうでない部分を紹介します。
写真右側にある建物なのですが、ご覧の通り、ベランダの手すりは塗装がはげて錆びています。したがって、部屋からベランダに出るのは危険です。外壁も痛んでいるのですが、建物の構成から外壁塗装をするのにも多大なコストがかかると思われ、ここ十数年はできていないのかと思われます。館内も掃除はされているものの、場所によっては壁紙がところどころ剥がれていたりするところがあります。
前回、先輩たちと伊香保に来た時に使った宿で、泊まるのは二度目です。石段街からは徒歩で10分ほどでした。車で行く場合は5分くらいですので気になりません。まずは車で行くのか、徒歩で行くのかで評価が分かれるポイントなんだと考えます。
前回も今回も小さな子ども連れが多かった印象です。
小さい子どもがいると基本的には移動は車メインになると思います。また、この宿は1組で複数部屋とらない限りは部屋食なので、ビュッフェと違って楽なのではないかと推察します。というのも過去泊まった別のホテルの朝食ビュッフェでは、子ども連れのお父さんお母さんがとても大変そうだったのを覚えています。例えば、子どもが炊飯器の熱いところに触れてしまい、ギャン泣きしてしまったりですとか。
そういえば先輩も子ども2人いるもんなぁ。
また、調べてみると、大学生のサークル合宿などでよく使われるようです。私が泊まった日も大学生の集団がいました。おそらく大学生の合宿なんかはランクの低い部屋にどんどんブチ込むのだと思います(笑)。うるさい学生の集団が苦手な人には向かないでしょうね。
楽天の口コミも評価が結構分かれているようです。
見ると、おそらく不満を言っている方は「禁煙ルーム」ではなく「おまかせ和室」を予約して、結果、「非喫煙者が喫煙ルームとして稼働している部屋に案内された」ように見受けられます。つまり、安い部屋だとガチャになるということですね。値段は少し高いけど「禁煙」を予約すれば良かったと。
女性のみの旅行であれば、「映える」要素など何一つありませんので、あまりお勧めできません。
もともとリピートするつもりは無かったのですが、もともと彼女はあまり宿にこだわりのない人なのです。一人旅のときはドミトリーに泊まることが多いとか。いろいろな事を考えた結果、「結局、ここが一番コスパいいかぁ」と一番安いプランを一度申し込みました。
その後、もともと彼女が「温泉で露天風呂付き客室に泊まるのが小さな夢」だったと言っていたことを思い出して、楽天トラベルで予約が可能だった「(半)露天風呂付き客室」を探した中で、もっとも値段が安いところがここでした。1泊2食つきで、一人21000円也。結論としては大満足でした。
なお、宿選定の経緯については過去の記事で触れています。
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一番高い部屋と最低ランクの部屋比較
前回、先輩たちと泊まった部屋は喫煙可能な部屋でした。私たちは全員が喫煙者だったので禁煙を覚悟していたところ、アルミの灰皿があったので「もしかして、タバコ吸っていいの?」と軽くザワついたのを思い出しました。非喫煙者の方がそんな部屋に通されると「むぅ」と思うでしょう。
部屋にある設備もかなり古かったです。室内でタバコを吸いますと壁紙なんかは黄色くなりますし、この旅館の中では最低ランクの部屋だったのでは?と考えます。別に、男ばかりだったのであまり気になりませんでしたが、網戸がなく窓を開けると虫が入ってきたのに少し難渋しました。
あと、Wi-Fiが繋がらなかったのは非常に困りました。これは宿のせいではないのですが、当時利用していたUQ-Mobileの電波が伊香保近辺ではかなり悪かったのです。今はahamoにNMPしているので非常に電波が良かったです。
今回は、一番高い部屋に泊まった訳ですが、設備は比較的新しく、掃除もそこそこ行き届いており、サービスも前回より良かったと感じました。iPhoneではWi-Fiも使えました。Androidを利用している彼女は繋がらなかったそうなので、機種によるのかもしれません。
少し考えれば当たり前のことではあるのですが、同じ宿でも、高い部屋と安い部屋でこんなに違うものなんだ、と感じました。
前回は慣れ慣れしいオバさんが担当の仲居さんだったのですが、今回は技能実習生であろう、東南アジア系の仲居さんが担当でした。日本語こそ少したどたどしかったのですが、非常に丁寧に接客してくださいました。どちらがいいかは好みですね。私は後者の接客の方が好みです。
チェックイン時に時間と朝食の時間を指定するのですが、前回は指定した時間(遅れることもある)にいきなり食事を持ってこられました。これは普通の対応だと思います。
今回は時間になると丁寧に「お食事をお持ちしてもよろしいでしょうか?」と内線で確認の電話がありました。こんな丁寧なんだ…。
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大浴場
ここの大浴場は白銀の湯です。
チェックインしてすぐ、混む前に大浴場に行きました。先客が1名でほぼ貸し切り状態でとてもゆっくりできました。肩こりがひどいので打たせ湯を独占できました。
途中から、おそらく2泊3日くらいで泊まっているであろう、何かの練習から帰ってきた大学生が増えてきました。
彼女いわく「女風呂には誰もいなかった」そうです。たぶん男性しかいないサークルだったんでしょう、宿泊客の男女比率が非常に偏っていたのかと思われます。私たちが一番はじめにチェックインしましたし。
あと、彼女が楽天のレビューと同じことを言っていたのですが、「近くの建物(ホテル天坊)の人が見えたので、おそらくこちらも見えているだろう」ということです。気になる方は窓付近には行かない方がいいかもしれませんね。
夕食
部屋食で、だいたいこんな感じです。座卓いっぱいの料理。
先述の仲居さんが、このクソデカいお盆を片手で持って配膳してくれたところを見て、素直に「すげぇ」って思いました。職人芸ですね。皆さん、日本の宿泊業を支えてくれてありがとう。
ラインナップは群馬県産のブランド豚だというしゃぶしゃぶと、上州牛のサイコロステーキ(2きれ)がメインで、他に鮎の塩焼きやマグロ・ぶり・鮭・甘海老・鮑の刺身、酢の物、胡麻豆腐、漬物、リンゴ、パイナップル、小さなケーキでした。これに、お吸い物とおひつに入ったお米がつきます。ご飯はおかわり自由でなくなったらフロントに電話すると持ってきてくれます。
けっこう厚い豚肉が4枚くらいあって、それを出汁に入れたあと胡麻ダレで食べるのですが「これは果たしてしゃぶしゃぶなのか?」という疑問はありつつ、肉肉しくてメッチャ幸せでした。
おひつ1回おかわりしてしまいました。一人でお米3合は食べた気がします。
なお、2024年7月に宿泊したときの写真がiPhoneに残っていました。季節によって内容は変わるでしょうが、安いプランだとこちらです。牛しゃぶは3枚ですが畳まれているだけで広げるとけっこう大きかったです。
本当は外に飲みに出たかったのですが、こういうのもたまにはいいかもしれません。
部屋の(半)露天風呂
ベランダに風呂を置きました、ってだけで眺望は望めません。隣にあるホテル天坊の建物が見えるだけです。伊香保にある「(半)露天風呂つき客室」を調べたのですが、「露天風呂は温泉ではありません」というところが結構あります。
この宿の(半)露天風呂は温泉を利用しているようです。温度を上げたいときはフロントへ電話、下げたいときは自分で水で埋めてくれとのことでした。
初めて露天風呂つき客室に泊まって思ったことを述べます。
楽です。メッチャ楽。何よりありがたいのが、「いつでも好きなタイミングで風呂に入れる」ところです。
「貸し切り風呂」がある宿は結構多いと思います。あれって40~60分くらいの時間で区切られていて、場合によっては他の宿泊客と取り合いになったりしますよね。上がったらすぐに予約をとらなければならない、みたいな。
また、大浴場に行く場合は移動をしなければいけません。そういう手間が一切かからないのがとても良いと思いました。
客室で温泉に入れると、「温泉入るか」と思ったら2分で入浴を開始できて、満足したらあがって5分後には酒を飲めます。
体によくないのでやりませんでしたが、それこそ缶ビール片手に風呂に入れます。
この楽さは…ちょっとクセになりそうです。
朝食
同じく部屋食で、こんな感じです。
ラインナップは蒸すのではなくきちんと焼いた鮭をメインに、サラダ、胡麻豆腐、刺身こんにゃく、卵焼き、ポテサラ、豚肉のしぐれ煮?肉じゃが?、切り干し大根、昆布の佃煮、金平ごぼう、納豆と味付け海苔、味噌汁、ご飯でした。
だいたいが常備菜っぽく家庭的な味付けです。おそらく大量に仕込んで少しづつ盛り付けて配膳するスタイルなのでしょうけど、色んなものを少しづつ食べたい人にとってはいいかもしれません。ただ、女性に対しては量が多すぎると思われ、彼女はおかずを食べきれずに残していました。
ちなみに、味噌汁は固形燃料に火を点け自分で温めるスタイルです。たっぷり汁茶碗2杯ぶんあります。
旅行のときの朝食は別腹ということで、夕食に引き続きおひつを1回おかわりし、朝からお腹いっぱい食べてしまいました。腹パンです。
前回泊まった時は、安いけど石段街は遠いし、自分で行くときはリピートしないかな、なんて思っていました。しかし、今回の部屋はとても良かったです。この部屋ならリピートするかもしれません。
さて、1泊2日の2日目です。出掛けることにしましょう。
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