はじめに

私は在宅ワーカーなので日常生活は、自宅と近所のローソンでほぼ完結してしまうのですけど…。珍しい「非日常」として伊香保に行ってきました。
関東の片田舎住まいですので、日帰りでも行けなくはないのですが、まずギチギチのスケジュールを組むのが嫌なので、温泉宿に泊まることにしました。
前回の記事はこちら:


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伊香保神社・石段街

バス移動~石段街?

渋川駅前の3番バス乗り場から、伊香保榛名口行のバスに乗ります。
前回、先輩たちと来た時は車だったので道が結構揺れるのは知っていました。が、バスの個体差なのか、ドライバーの運転が下手なのかわかりませんが、東南アジアみのある激しい揺れ方をしています。

おおぅ。
石段街口のバス停で降りるはずが、彼女が「酔いそう」とのことですので手前の適当なバス停で降り、歩いて徒歩で石段街に向かうことにしました。
↓ここから歩きました。
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とりあえず適当に歩けばなんとかなるだろう、と思い歩いていて辿りついたのが、「伊香保神社」です。いきなり石段街の一番上にきてしまった(笑)。前回といい今回といい、どうも、私は石段を1段目から登る機会には恵まれないようです。

伊香保神社近辺

伊香保神社

なんか思ってたのと違う辿り着き方でしたが、メイン目的の一つであり、前回は同行者が熱を出したため行けなかった伊香保神社にやっと来ることができました。
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伊香保は、江戸後期にうまれ現代剣道に大きな影響を与えた「北辰一刀流」と、群馬県で広く栄えた「馬庭念流」の抗争事件である「伊香保神社掲額事件」の舞台となったところです。
私は学生時代に剣道をやっていたので、一度、来てみたかったところの一つでした。
Wikipediaをみると、参考文献がほぼ全て「馬庭念流」側に偏っているのが気になり、時系列も整理されていないのが非常に気になります。

取り急ぎ、「伊香保神社掲額事件」は、「北辰一刀流」が高崎に道場をたて、「馬庭念流」のシマを荒らしたか、「馬庭念流」が小石川に道場をたて「北辰一刀流」のシマを荒らしたのか、どちらが先なのか、正確なところは定かではありません。
ただ、北辰一刀流が上野の国(上州・現在の群馬県)を見下ろす「伊香保神社」に門人の名前を書いた奉納額を掲額しようとしたところ、これは馬庭念流のメンツを潰す行為なので馬庭念流が大きく反発しました。
馬庭念流は掲額を阻止するため、戦国時代さながらの陣を敷いたとも、伊香保の旅館に泊まり込み北辰一刀流の一門を待ち受けたともいいます。

司馬遼太郎が千葉周作を描いた小説「北斗の人」では「伊香保神社掲額事件」がクライマックスになっています。これはあくまで小説ですので、本当のところはどうかはわかりません。一つ言えることは、こういうのはどちらも「自分が勝った」と主張するものなのです。

神社自体は、ただの小綺麗でこじんまりした神社でした(笑)

源泉付近の散策

そのあとは付近を散策しました。

「千と千尋の神隠し」のモデル(各地に点在する)の一つと言われている河鹿橋。へー。
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「飲泉所」。不味いらしいので飲みませんでした。彼女はずいぶん熱心にテスティングして、結果、「不味い」と言っていました。そんな熱心にテイスティングしなくても不味いもんは不味いだろ。
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伊香保露天風呂。入ろうかどうか彼女と相談したのですが、入らないことにしました。
外に灰皿があったのが嬉しい。標高が高く、自宅近辺よりは涼しいといえど、30℃は超えていましたので、熱中症対策として自販機で水を補充します。
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石段街

足湯

伊香保神社から石段街を下っていきます。近くの土産物屋でタオルを購入して、2つある足湯の一つ「金太夫の足湯」に入ってきました。
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近くに子ども連れがいたのですが、男の子が私に向けてお湯をバシャバシャと。
強面にヒゲ、いい歳してファットなTシャツにニューエラのキャップとウェイファーラーを装備した私にお湯をかけてくるとは、この子は大物になると思いました。
お父さんに丁寧に謝られたので「アハハ、気にしないでください。この子は大物になりそうですね」と一言。

日帰り温泉(黄金の湯)

今回とった宿は「白銀(しろがね)の湯」しかない旅館ですので、日帰りで黄金の湯に入ってきました。彼女の知人に温泉を趣味にしている方がいて、その方は週末に1日3軒だか4軒ハシゴをするらしいのです。その人のお勧めの湯で、日帰り入浴をしてきました。
石段街の割と上のほうにある旅館なのですが、日帰り入浴ができることを公開しておらず、ほぼ地元の方しか来ないそうです。なので、一応名前は伏せておくことにします。Googleで検索すればすぐわかりますけど。
旅館としては宿泊客がチェックアウトしてしばらく経った時間で、男女ともに日帰り入力をしている先客はおらず、貸し切り状態でした。気持ちよかったです。暑かったけど。
ちなみに、私個人としては温泉は、泉質よりも足を伸ばせるかどうかの方が優先順位が高かったりします。先客がいたら足が伸ばせなかったのであんまり満足できなかったかもしれません。ラッキーでした。

石段うどん

外は暑いし、温泉に入ったので冷たいものが欲しくなります。昼食はうどんにしました。
伊香保といえば、「水沢うどん」ですよね。石段街の半ばに老舗の一つである「大澤屋」の支店と系列のカレーうどん店が入っています。去年食べた「大澤屋」以外だったら「水沢うどん」でも良かったと思うのですが、石段には「大澤屋」しかないそうです。なので、ここはあえて別のモノを食べてみようかと、「大澤屋」ではない「石段うどん」という店に入ってみました。
もりうどんと天ぷらを発注します。天ぷらは写真撮り忘れました。
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うどんは手打ちの自家製麺だそうです。水沢うどんの製法とありましたが、製法は同じでも水沢うどんではなく、麺は水沢うどんよりも太く、かつコシがあります。普通に美味しかったです。どちらかというと讃岐うどんに近いと感じました。
しかし、ワサビがS&Bとかの小袋に入ったものだったり、天ぷらを頼んだら、「アジシオ」をそのまま、小皿もなしで出されたりと、細かいところであまり気が利いていない印象がありました。

後日、この記事を書くにあたって食べログをみると、暖かい鍋焼きうどん的なものがお勧めの店だったようです。水沢うどんの細さだとすぐに伸びちゃうので、水沢うどんの製法を踏襲しつつも、この極太でコシの強い麺なのは納得です。
つまり、冷たい「もりうどん」なんて頼む方がマイノリティだったということですね。しゃーないやん、暑かったんだから。


ちなみにここも、もともとは青山旅館という旅館だったそうです。現在は旅館は廃業してうどん屋だけでやっているそうです。
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廃墟

以前書いた記事でも触れましたが、伊香保はメインストリートである石段街こそ綺麗になっていますが、少し脇道に逸れると、廃墟が目立ちます。
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バブル崩壊の影響であったり、日本の人口減少、さらには2004年の温泉偽装問題の発覚から、伊香保のイメージが悪くなったからでしょうか。調べたところ、伊香保で温泉偽装を行った旅館は1つを除いてすべて廃業をしているようです。

理想は、地域として一体となり観光客を集め、宿泊客に外で飲み食いをしてもらい、地域全体が潤う、というのが理想だと考えます。
しかし、最近は伊香保に限らず「館内でほぼ全てを完結させ、客を抱え込み外に出さない」ようなスタイルが多いと感じています。標高の高いところで、多額の投資をして施設を用意しているのですから、宿としては、客単価の高い「館内で完結させる」スタイルの方が合理的なのは間違いありません。
また、顧客を集めにくい老朽化した宿は、料金を下げざるを得ませんし、そうした場合少しでも客単価を上げるために「料理で差別化する=顧客を外に出さない」という戦略をとらざるをえないことも理解できます。

しかし、できれば外で飲みたい私にとっては、少し物足りなく思います。

話を戻しましょう。石段街を下り、たまに脇道に逸れたてみて廃墟を探すなど散策をしました。石段街にあった酒屋に入ってウイスキーの品揃えを確認したのですが、コンビニで1300円で買えるウイスキーを1800円で売るなど、非常に暴利でした。
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石段街を下りきり、いい時間になったので宿に向かったのでした。

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