はじめに
東京国立博物館で特別展「浮世絵現代」に行ってきました。年間パスを買ったのになかなか東京国立博物館に行くことができず、ようやく行けると思ったら、年間パスでは観られない「特別展」なのはちょっと残念でした。
まあ別に、彼女と行かず一人で行けばぜんぜんモトはとれるのですが、私はワーカーホリック気味であり、休日があるとしたら彼女とどこかに行く日だけなのです。
東京国立博物館
浮世絵現代
伝統木版画の技法を使い、現代美術家(絵師)・彫師(版画を彫る人)・摺師(版画を刷る人)がまとまって作る総合芸術の展示だそうです。
私のように、美術とかに疎い人間に対してもわかりやすい展示構成になっていました。
というのも、最初は漫画家の作品の展示です。水木しげるさん。
さいとうたかをさん。
他、ちばてつやさん、池上遼一さん、安彦良和などの大御所から、よくわからないのですけど少女マンガの作家さんなどの展示がありました。
続いて、葛飾北斎をリスペクト、モチーフにした作品の展示であったり。
あとは、さまざまな現代アーティストたちの作品が展示されていました。
これ、私に似てるらしいです↓。こんなに痩せてねぇけどな。
版画って、同じ版木を使っても、刷るときの色を変えたりで全然違う印象になるので、面白いなと思いました。版画って小学校の図工でしかやったことないです。日本の義務教育ってきちんとしているのですね。
くだらない小説のようなのですが、今の記憶を持ったまま子どもになって義務教育を受け直したら、その善し悪しについて色々と思うことがあるのだと思います。
昼食
良い天気ですし、昼食は東京国立博物館内のキッチンカーでお互いに好きな物を買って、東洋館の前のベンチで食べることにしました。というのも、東京国立博物館内のレストランは、ラグジュアリーホテルで有名なオークラの運営で、結構なお値段がするのです。。。
全然関係ないことなのですが、すぐ近くの国立科学博物館のレストランは、洋食で有名な上野精養軒の運営なんです。ペルソナが異なるのか国立博物館と比較すると安くて、大盛りだと野球部の中学生が満足できる量がでてきます。
私はメキシカンチリドッグと、アイスコーヒーにしました。チリドッグっていったらメロンソーダですが、きょうびメロンソーダってありませんよね。
あと、実は追加で普通のホットドッグも食べました。たくさん食べないとワガママボディを維持できません。
食べている途中、小鳥が寄ってきました。おそらく私たちのようにベンチで食事をしている人がエサをあげているのでしょう。人に慣れているのですね。写真撮れなかったのが残念です。
東博コレクション展(常設展)
昼食を摂ったあと、リニューアルされた常設展に挑戦しました。
特別展のチケットがあれば、常設展も観ることができます。常設展だけを観るのに1000円かかるのですから、話題の「特別展」だけ観て、常設展を観ないのは損ですよ。常設展、あのボリュームで1000円は破格に安いので、最高だと思いますよ。1日中いられますから。
ここで悲報です。
私の推しである、遮光器土偶(足あり)がしまわれていました。ううう…。せっかく会いに行ったのに。
あとは、相変わらず「アイヌ・琉球」の展示のボリュームがなさすぎでした。琉球なんて展示品3つしか無かったのです(前回は0)。これ本当に改善して欲しいです。やっぱり沖縄と北海道に行くしかないのか…。
そんな文句もありつつ、あれこれ見て回りました。
ハート型土偶さんです。
なんかやたら格好いいやつ。
ハニワさん。
瓢型土器。嘘だろ、これチ○コにしか見えねぇ。
一応、あと「黒田記念館」を攻略すれば常設展を一通り観たことになります。次はいつ行くことができるでしょうか…。
ホテルオークラ ガーデンテラス
散々、歩き回っていろいろな展示を観ましたので、法隆寺記念館にあるカフェ「ホテルオークラ ガーデンテラス」で休憩をしました。コーヒー1杯、650円也。高いといっても、食べ物を頼まなければまあ許容できる範囲ですね。
テラス席で、あれこれ(主にお互いの仕事の予定とか)と話していたら、閉館時間になってしまいました。開館少し後から、閉館までと、ほぼ1日中いたことになります。本当にコスパいいですね。私はなんだかんだ飲食に2000円近く使っていますが、お金を節約したいなら、お弁当と水筒持参で行けばいいですし。
その後、夕方以降
夕方以降は、彼女お勧めというホルモン焼き屋に行って、ビールと焼肉で乾杯して、見事に酔っ払っい、なんとか電車を乗り過ごさずに帰宅したのでした。
良い休日でした。
コメント